こんにちは、フリーランスエンジニアのコタです。
プログラミング未経験からフリーランスエンジニアになることが広がりつつある今、
未経験から3ヶ月でフリーランスエンジニアになれました
プログラミングスクールに通って1カ月で案件受注、フリーランスになりました
なんて、広告を見たことがあるという人も多いと思います。
未経験からフリーランスエンジニアになるためには、最低でも一年以上の実務経験が必要と当ブログでは発信しているのですが、本当のところ、未経験から3か月でフリーランスエンジニアになることは可能なのでしょうか?
この記事では、「未経験から半年以内でフリーランスエンジニアになれるカラクリとその実態」について、説明したいと思います。
目次
■未経験から半年以内でフリーランスエンジニアになれるカラクリ
実際のところ、プログラミング未経験の状態から、フリーランスエンジニアになることは可能なのでしょうか?
「結論から言えば、可能です!」
なぜ可能なのかというと、エンジニアの経験が少なくても、フリーランス(個人事業主)として案件の受注さえ出来てしまえば、フリーランスエンジニアとして食べていくことができます。
これをもっと極端に話してしまうと、「プログラミング未経験でITなんて全くわからない」なんて人でも個人事業主の届け出を出して、フリーランスエンジニアと名乗れば、フリーランスエンジニアになることができるんですよね。
■僕の実体験談
僕はプログラミングスクールで半年勉強して、実務経験でテスター10ヶ月とプログラミングを半年のだいたい実務経験1年3ヶ月でフリーランスエンジニアになりました。
その時、初めての営業で大阪のあるエージェント(大手ではない)に営業を依頼したのですが、提示された金額は月単価25万。。。
月収55万~60万程の月収が得られるという希望を持ってフリーランスになろうと頑張ってきたのに、提示された金額を見て死にたくなったことを覚えています。
それだけ単価が低く提示された原因はいろいろあるのですが、東京に移住し親切なエージェントに営業を依頼すれば単価が45万になりました。
エンジニア歴1年弱でフリーランスエンジニアになった僕からすれば、経歴が半年ぐらいでフリーランスエンジニアになるなら条件はもっと厳しくなるだろうし、営業はエージェントを使えないので、「フリーランスエンジニアになる意味はない」と思っています。
フリーランスエンジニアなのに、収入はサラリーマンより低くなる可能性が高いので、実務経験が少なすぎるうちはフリーランスになることはおすすめしません。
このブログで僕がフリーランスエンジニアになるには「実務経験が最低1年は必要」と言っているのもそのためです。
■実務経験が半年でフリーランスエンジニアになるリスク
実務経験が半年のような、経験が少なすぎる状態でフリーランスエンジニアになることにはリスクもあります。
①経験、スキルが少ないため、お客さんに要望されたものを納品できない
経験が少なくスキルも足りない場合、お客さんに要望されたものを納品できないこともあります。(正直これやっちゃうとかなり痛い。。。)
②仕事の中で、人に教えてもらえることも少ないからスキルが上がりにくい
会社員と違ってフリーランスの場合は、会社が研修を用意してくれるとか、エンジニアとして育成してくれるってことはないんですよね。
③単価をかなり下げられる(月単価25万とか)
エージェントを利用するにしても、直接企業と交渉しようとしてもスキルや経歴を理由に単価を大きく下げられる可能性が高いです。
④スキル不十分なエンジニアの作ったものは負債になる
スキルの足りないエンジニアが作ったものは、ソースコードにバグがあることが多く、負債にしかならないこともあります。
(これ言われると結構ショックです。。。)
⑤案件が継続しない
フリーランスエンジニアでスキルが足りない場合は、契約が更新してもらえないなんてことも普通にあります。
このリスクから考えて、実務経験が半年のような少なすぎる状態でフリーランスエンジニアになることで、あなたは幸せになれるでしょうか?
なれないですよね。。。
リスクに納得した上で、3ヶ月でフリーランスエンジニアになりたいなら、プログラミングスクールで勉強して3ヶ月でフリーランスエンジニアになればいいと思っています。
■まとめ
この記事のまとめ
経験が少なくても、案件さえ取れればフリーランスエンジニアになれる
経験とスキルの少ないうちは、フリーランスエンジニアでもリスクが大きい
いろいろと厳しい話を書きましたが、フリーランスエンジニアとして安定して仕事が取れるようになれば、月収60万も普通に得られるようになります。
スキルと経験を確実に積んで、安定したフリーランスエンジニアになることを目指しましょう!